海の森化粧品は、リノール酸の補給で壊れた角質層(皮膚バリア※1)を修復し、肌力※2が機能する環境を整えることで、美肌※3と美容※3の実現を目指します。これは、肌が健康になることではじめて、ヒトそれぞれのスキンケア目的が実現できるというヘルススキンケアの考えが土台となっています。
※1 皮脂膜と角質層 ※2 皮脂・汗分泌、ターンオーバー
※3 美肌:悩みを繰り返さない肌(軽減・解消)、キメ細かくくすみのない透明感ある本来のしっとりした素肌 美容:メイクのノリが良くなる(崩れにくくなる)、スキンケア向上といった、見た目をより美しくすること
●肌の状態は角質層を現す
トラブルが起きる・起きない、またそれぞれのスキンケア目的を実現できるかどうかは、角質層の状態が大きく影響します。ほとんどの方の肌では、洗顔・クレンジング、保湿化粧品、日焼け止めなどの使用により、角質層が慢性的に壊れています。
●肌の状態は角質層を現す
肌の状態は「皮膚バリア」の状態を現すと言われています。皮膚バリアは皮脂膜と角質層を指し、紫外線や菌、化粧品などの様々な刺激や異物侵入を防いだり、うるおい(水分)を保つ働きがあります。バリアの要となるのが角質層で、肌のうるおいの80%以上は角質層で保持されています。悩みを何とかしたい、キレイな素肌にしたい、見た目をより美しくしたいなど、それぞれのスキンケア目的を実現できるかどうかは、角質層が丈夫であることが最重要ポイントとなります。
●角質層を支えている「ターンオーバー」
皮脂膜がバリアとして発揮するためには、皮脂と汗が。角質層がバリアとして発揮するためには、リノール酸※という脂が必要です。皮脂と汗は皮脂腺・汗腺によって、リノール酸はターンオーバーによって、それぞれ皮膚内部から供給されています。皮脂腺・汗腺、ターンオーバー(まとめて肌力)が正常に機能することで、丈夫な皮脂膜と角質層が維持されます。
※角質層のバリアを担う「リノール酸」
角質層がバリアとして働くためには、リノール酸という脂が必須となります。角質層のバリアの中心は、細胞と細胞の隙間を埋める細胞間脂質。細胞間脂質の主成分はセラミドで、その中でもバリア力を発揮するのがアシルセラミド。このアシルセラミドがバリアとして機能するのを支えているのがリノール酸という脂肪酸(脂)です。リノール酸は体内では合成できないため、通常食事から摂取します。余程偏った食事でない限り、リノール酸が不足することはありませんが(むしろ現代人はリノール酸の摂取しすぎともいわれている)、ほとんどの方が、日頃のスキンケアによって角質層中のリノール酸が不足してるため、応急処置として化粧品での補給が重要となります。
●スキンケア目的を実現できない大きな原因「日頃のスキンケア」
毎日スキンケアを行っているのに、肌悩みが解消しない。自身の思うようなお肌にならない。これらの原因は、年齢や季節、生活習慣など様々ありますが、実は大きな原因となっているのが日頃のスキンケアです。クレンジング・洗顔剤、化粧水、乳液・クリーム、オイル、美容液、パック、ゲル、日焼け止めなどのほとんどの商品には、合成界面活性剤やアルコールが配合されています。バリアに必要な皮脂やリノール酸などの脂は、合成界面活性剤やアルコールによって簡単に流出します。通常流出してもターンオーバーによって、リノール酸が備わった丈夫な角質層が作られますが、毎日(頻繁に)流出すると、やがてターンオーバーが低下(疲弊)し、リノール酸が十分備わった角質層を形成できなくなります。結果、皮膚バリアが慢性的に壊れた状態となり、悩みを繰り返す、素肌がボロボロ、メイクが崩れやすいなどの様々な悩みが現れます。
●従来の化粧品「保湿ケアで一時的に症状を落ち着かせる」
つけた直後からうるおいや抜群の使用感を得られる一方、皮膚バリアは壊れたままのため、しばらくすると症状が現れます。むしろ継続使用は皮膚バリアをさらに壊す(肌力低下)ため、症状の慢性化につながります。
●従来の基礎化粧品
化粧水、乳液・クリーム、美容液、オイル、パック、ゲルなど
目的:保湿ケア(化粧水で水分を補給し、乳液・クリ―ム、オイルの油分でフタをする)
メリット:つけてすぐに潤い実感。すぐに症状落ち着く。抜群の使用感。良い香り
デメリット:効果を感じるのは一時的。頻用は悩み悪化・繰り返し、素肌ダメ―ジなどにつながる
●従来の基礎化粧品の主な目的は肌を保湿すること。
保湿とは、水分を補ったり水分蒸散を防ぐことで、うるおいを保つことです。保湿されている肌は、ハリ、ツヤ、透明感が出ます。うるおいを持続させるために、保湿剤、合成界面活性剤、アルコ―ルなど様々な化学薬剤を配合。また、様々な肌悩みや目的に対応するために、低刺激処方や、保湿剤の他、美白剤、抗炎症剤、殺菌剤、収れん剤などが配合されています。
いずれも使ってすぐに、うるおいや症状の落ち着きを実感できるメリットがある一方、皮膚バリアは壊れたままのため、効果を実感できるのはあくまで一時的。そのため、継続使用が必要。ただし、保湿剤や美白剤などの化粧品成分を浸透しやすくする(効果を実感しやすくする)ために配合の合成界面活性剤やアルコールが※、バリアに必要な脂質を流出させるため、継続使用は慢性的なバリア破壊を招き(肌力低下)、乾燥、敏感、アトピー、肌荒れ、ニキビ、くすみ、シミ、シワなどの症状悪化や繰り返しに。また、素肌ダメージ、肌老化の加速、メイクが崩れやすくなるなど、それぞれのスキンケア目的を達成しにくい肌状態となるデメリットがあります。
*従来の基礎化粧品の本質「美しく見せるために皮膚バリアを弱める」
従来の基礎化粧品では、「有効成分をいかに浸透させるか」という、浸透させることに力を入れています。これは、肌の健康よりも見た目の美しさを重視する考えに基づきます。
保湿剤などの様々な化粧品成分は、肌奥に浸透すればするほど効果を発揮し、うるおいのあるもっちりした肌になります。乾燥や肌荒れ、くすみ、シミなどの肌悩みも落ち着き、肌がきれいに見えます。メイクのノリも良くなります。しかし、このケアの一番の問題点は、化粧品成分を浸透させるために皮膚バリアを壊すことです。
皮膚には水分蒸散を防止したり異物侵入を防ぐ皮膚バリアがあるため、本来化粧品の成分は容易に浸透しないようになっています。そのため、浸透を促す(バリアを壊す)ために、ほとんどの化粧品には合成界面活性剤やアルコール(以下、乳化剤)が配合されています※。
乳化剤がバリアを壊すことで効果を実感できる一方、その効果は一時的で、継続使用はかえって悩みが増えるデメリットもあります。本来バリアは壊れても、肌力によって元の丈夫なバリアに戻るため、一時的な使用であれば問題ありません。しかし、多くの方は化粧品を毎日使うこと(バリアを壊すこと)で、肌力が疲弊し、慢性定期にバリアが壊れています。結果、肌悩みを繰り返したり、美しくなるのは化粧品をつけている時だけといった肌状態となります。
一時的に美しく見せたいのか、あるいは根本的に悩みを解決し本当の意味で美しいお肌になりたいのか。自身の「したい(スキンケア目的)」を明確にし、そのために肌が必要としていることを理解して、従来の基礎化粧品と付き合うことが重要です。
※一般的に乳化剤は、水と油をなじませる目的で配合されていることが知られていますが、実はバリアを壊して浸透を促す目的もあることはほとんど知られていません。また、浸透を促すためにたくさん化粧水をつけている方も多いですが、実はこれもたっぷり水分を与えることで、長い時間お風呂に浸かったように肌(角質層)をふやけさせ、バリアを壊して浸透を促しています。
●海の森化粧品「バリアケアでそれぞれの目的を実現する」
壊れた皮膚バリアを修復するバリアケアで、丈夫な角質層を維持します。実感までに時間はかかりますが、悩みを繰り返さない、素肌そのものが美しくなる、肌をより美しくするなど、ヒトそれぞれのスキンケア目的の実現を目指します。
●海の森化粧品
化粧水
目的:バリアケア(リノール酸(油分)で壊れた皮膚バリアを修復する)
メリット: 美肌:悩みを繰り返さない肌(軽減・解消)、キメ細かくくすみのない透明感ある本来のしっとりした素肌
美容:メイクのノリが良くなる(崩れにくくなる)、スキンケア向上など見た目をより美しくする
デメリット:実感までに時間がかかる。使用感の物足りなさ
●海の森化粧品の目的は皮膚バリアを丈夫にすること。
皮膚バリアを丈夫にするとは、壊れた皮脂膜と角質層を修復することです。丈夫なバリアになると、それぞれのスキンケア目的を実感しやすくなります。そのために必要な、水分と油分(リノール酸)を補給します。すべて自然な原料且つ微量、乳化剤不使用。一般的な低刺激化粧品よりもさらに低刺激のため、刺激になることはほとんどありません。効果を実感するまでに時間がかかるのと、従来の化粧品に比べると使用感に物足りなさを感じる場合がありますが、美肌と美容の両立を実現できるのが特徴です。
*海の森化粧品の本質「皮膚バリアを修復するための成分を浸透させる」
海の森化粧品の役割は、肌力が機能する環境整えることです。従来の保湿ケアでは、肌力が低下し、バリアが慢性的に壊れているという根本原因が解決されていないため、肌悩みが解消されず、メイクが崩れやすいなどの悩みが残ります。
海の森化粧品では、油分の役割が大きく異なります。従来の化粧品が肌に「フタ」をするに対し、海の森化粧品は壊れた皮膚バリアを修復する(特に角質層の隙間を埋める)リノール酸を補給します。乳化剤不使用で水分と油分(リノール酸)がなじんだ薄い膜が、同時に皮脂膜も修復します。この2つのバリアを修復することで、疲弊している肌力を一旦休ませてあげます。一旦休ませることで、徐々に肌力が機能するようになり、壊れた皮膚バリアを修復・維持するようになります。結果、自分の力でうるおいを保ち、紫外線やほこりなどの様々な外部刺激から肌を守ることで、乾燥をはじめとした肌悩みの軽減・解消へ。また、素肌のキメが細かくなることで、メイクのノリが良くなる(崩れにくくなる)、スキンケアアイテムの向上といった、より美しく見える肌へと変わっていきます。
見た目の美しさを重視することでかえって肌の健康を損なう従来の化粧品とは違い、肌の健康を重視し必要な成分を浸透させるのが海の森化粧品。多少時間はかかっても、土台となる角質層が丈夫になることではじめて、美肌だけでなく、美容との両立が実現できます。